お勉強

 知識の吸収というかお勉強についての所感、もとい経験則だけど、なにかを勉強する時って、よしこれで全体の7割は理解したぞって思った瞬間に急に視界がひらけて実は自分が学んだものは全体の3割にも満たないってことに気づく。そしてまた、7割行ったぞって思ったらまた視界がひらけて「それは全体の3割です。」って言われる。そんなことの繰り返し。

だからこそ、自分はものごと分かってますみたいな自分の知識に自信を持ってる人は本当にものごとを極めた人かあるいは視野が狭かったり自分の知識に謙虚さのない人のどっちかだと勝手に思ってる。後者はなんも知らんくせに知った気になってるわけだからだいたい鬱陶しい。すぐ断定口調を使うイメージ。なにを知ってるんだろうこの人はってなる。

あなたを動物に喩えるとなんですか?

くだらない質問。

喩えというのはあるものの特性を、似た特性を持ったイメージしやすいor親しんでいるもので言い換えて相手の理解を促進するもの。

俺が「コアラです。なぜならいっつも寝てるからです。」とか言ったとして、お前らはそっちのほうがイメージしやすいんか。コアラで喩えられたら、「あー、あんな感じか~」ってなるんか。オーストラリア住んでんのかお前は。人事のくせに人間よりコアラのほうが親しみあんなら、海渡っていっしょに木に抱きついてこいボケ。

 

もう一つ、喩えに関連して。たとえば俺が、「毒すら喰らわんとする漢なので、コアラです!」とか思ってもないことを言ったとして、(はーん、じゃあこいつはコアラみたいにいっつも寝てんのか)とか考え出すやつ。喩えってのは喩え元のある特性を、喩え先がもつ一部の似た特性で言い換えるものであって、喩え先の特性すべてを喩え元が持っているってことじゃねえかんな!これは大げさな例だけど、絶対こういう誤謬は世にはびこってると思うんだ。そして勘違いする!